新大塚公園を守る会は、公園存続のため毎週日曜日に署名活動をしています。「公園を守りたい」という皆様のお心とご協力により、署名人の数が
18,000人を突破いたしました!ご協力いただきどうもありがとうございました。
新大塚公園を守る会
代表 岡野 薫
〒112-0012
東京都文京区大塚2-1-12
これまでの経緯と主な活動記録
議事録や区への要望書などの関連資料はこちら>
<2005年>
10月19日 政策調整会議
初めて5・7統合及び統合校を教育センターと新大塚公園敷地に建設する案が教育委員会から持ち出され、基本的に了承された。
(8月2日に教育改革区民会議の学校の適正規模・適正配置についての第二次答申が出てから、10月19日の政策調整会議までに開かれた2回の教育委員会、1回の教育改革区民会議、文京委員会のどの会でも五中・七中統合問題は出ていない。)
10月〜11月
教育委員会による5・7統合計画の発表と区民説明会(7回)
新大塚公園廃止という教育問題だけに収斂されない、地域住民に多大の影響を及ぼす大きな問題が、地域住民に説明されることなく、学校統合計画の陰で処理されようとしていた。
12月
地域住民有志による「新大塚公園を守る会」発足
<2006年>
1月5日(木)
教育の森公園付近でスポーツセンターの賀詞交換会に参加する区議他の人にビラ配り
1月21日
小日向台町町会主催による教育委員会の説明会
教育センターと新大塚公園を統合校用地とするのは広い敷地(8,500u)が必要なためとの教育委員会の説明。
2月5日(日)
小石川4丁目のスーパーマーケット三徳付近で街頭署名
2月12日(日)
地下鉄丸の内線茗荷谷駅前で街頭署名
2月13日(月)
区議会議員全員33名に手紙「新大塚公園存続のお願い」を配布。
2月16日(木)
自民党区議団幹事長武沢氏と区庁舎で面会。新大塚公園廃止についての説明会の開催とその告知を早急にするよう要望。(会長他2名)
2月19日(日)
スーパーマーケット三徳付近で街頭署名
3月1日(水)
文教委員会傍聴(3名)説明会開催の要望書を提出→区長、教育委員会委員長、学校教育部長、
都市計画部長、土木部長
3月3日(金)
建設委員会傍聴(1名)
3月8日(水)
教育委員5人全員小堀 樹(委員長)、島田奮子、岡野俊一郎、膳 惠子、宮下 眞(教育長)の各氏に手紙「新大塚公園存続のためのお願い」を発送。
添付書類は「新大塚公園を守る会【資料】」と、
岡野俊一郎氏に宛た、立原健夫・千景夫妻からの手紙
3月12日(日)
午前10時半から午後1時半まで、茗荷谷駅前と白山通りのスーパー、クィーンズシェフ前で街頭署名
3月13日(月)
区長他に提出した説明会開催要望書(3月1日付)への回答督促書を区長 煙山 力氏、教育委員会委員長 小堀 樹氏、学校教育部長 佐藤一夫氏、都市計画部長 川北喜美雄氏、土木部長 松田照雄氏に提出
3月13日(月)
午後5時半から教育委員会傍聴 (定員10人のうち4人が岡野会長を含む守る会のメンバー)
3月14日(火)、15日(水)
プレスリリース「文京区・新大塚公園廃止問題を訴える」を新聞と
テレビ各社に配信。
3月19日(日)
午前10時半から12時半、茗荷谷駅前で街頭署名ならびに25日の教育委員会説明会のビラ配り。
3月22日(水)
手紙「説明会開催について(確認事項)」を区長、教育委員会委員長、学校教育部長、都市計画部長、土木部長に若いお母さん方が持参。そのとき、広瀬教育改革担当課長と面談し、新大塚公園存続の必要性を訴える。全文京区議に教育委員会宛の手紙(3月8日付)と新大塚公園を守る会【資料】を配布。
3月22日(水)
プレスリリース「新大塚公園廃止問題を訴える-その2」配信
3月22日(水)
説明会開催の案内を近辺各戸に配布
3月23日(木)
プレスリリース「新大塚公園廃止問題を訴える-その3」配信
3月24日(金)
「守る会」代表他1名が東京都都市整備局、都市基盤部、施設計画課、公園計画係係長加藤範子氏及び主任、川村東文氏と会って、相談。
3月24日(金)
教育委員3人に連絡がとれたので、「守る会」代表との面談を申し入れたが、お2人からは会えないとの回答があった。お1人は回答保留。
3月25日(土)
午後2時から教育センターにて開催された教育委員会主催「第五中学校・第七中学校統合計画案についての説明会」に出席。参加者に「教育委員会への質問」と資料「新大塚公園廃止問題を考える」を配布
3月25日(土)、26日(日)
文京区内広域にわたって署名葉書を各戸配布
3月26日(日)
街頭署名 小石川4丁目スーパー三徳付近 10:30〜13:30
3月27日(月)
面談を申し入れた教育委員のうち、回答を保留されていたお一人から協力できないとの返事を頂く。
教育委員会委員5人に「区報NO.1400に掲載された五中・七中統合計画(案)と新大塚公園廃止問題に対する意見書」を発送。
3月31日(金)
署名の第一次集約:合計 13,390人 (区内11,604人、 区外1,786人)
4月1日(土)
新大塚公園さくら祭り :穏やかな好天に恵まれ、満開の桜の下で2時からさくら祭りを開催、少年野球の保護者達によって焼きそばが作られ、たくさんの子ども達がグランドでのゲームに興じた。音羽台ハウスでは美味しいワインもグラスで販売された。午後6時半からはエレクトーン、弦楽四重奏の演奏と続き、公園に美しい音楽が流れた。公園廃止反対の署名をしてくださった方も少なくなかった。
4月2日(日)
教育委員会委員5名に4月6日の説明会への出席を要請する手紙を発送。(速達、配達証明)
4月4日(火)
【文京委員会傍聴(守る会から6名)】五中・七中統合校を新大塚公園に建設するための予備調査報告書が提出された。これは整備の一例と教育委員会側が説明したが、与党議員は既に統合校を新大塚公園に作ることが決定したかのような質問であった。
4月6日(金)
五中・七中統合計画案説明会---3月25日の説明会における意見に対する教育委員会の考え方を中心に。アカデミー茗台(前茗台生涯学習館)にて午後6時半から8時半。出席者約100名。次回、七中での統合校建設案を作成してくることを要望した。また、教育委員会側は予備調査報告について別途説明するとのことであった。
4月10日(月)
区長に13,390名の署名簿と要望書を提出。「守る会」との面談を強く要請した。この日、区長との面会を要求していたが、実現せず、総務部長が対応した。「守る会」からは11名が提出に同行、区議2名立ち会い。
引き続き、教育委員へ要望書と署名簿のコピーを提出。教育改革担当部長が預かった。各区議宛て要望書と署名簿提出の報告書を各派代表を通じて渡した。
4月11日(火)
教育委員会 定例会 傍聴 (「守る会」から1名)。教育委員長から、五中・七中統合問題の詳しい内容の提出、教育センター機能をどこにどうするかについての十分な検討等が要請された。五中・七中跡地に新校舎を建設する場合のシミュレーションについて、教育長は敷地面積だけが問題なので、細かい所まではやらないとの答弁だった。
4月16日(日)
街頭署名 10:30〜11:30 白山通りクィーンズシェフ前で。雨のため1時間で中止
4月17日(月)
区長及び教育委員宛てに「会見要望書」提出。教育委員会教育改革担当部長と学校教育部長宛てに「説明会及び議事録公開についての要望書」提出。
4月19日(水)
新大塚公園で朝8時12分から約4分間、「J-WAVE GOOD MORNING TOKYO」で新大塚公園廃止問題を生放送。「守る会」が短いインタビューを受ける。J-WAVEのホームページにも掲載された。
4月21日(金)
音羽台ハウスで開催された教育委員会との懇談会に守る会から2名参加。教育委員会側は教育改革担当部長、学校教育部長、教育改革担当課長が出席。
4月23日(日)
根津神社付近で街頭署名。
4月25日(火)
教育委員との面談を求める書簡を教育長に提出。他の教育委員には郵送。4月27日(木)の説明会案内をプレスリリース。
4月26日(水)
参議院議員 広中和歌子氏、新大塚公園と一中、七中、五中、茗台中を視察し、守る会のメンバーと懇談。
4月27日(木)
五中・七中統合と新大塚公園廃止計画(案)についての第3回説明会が18:30から茗台アカデミーで開催され、100名ほどが参加した。教育委員会はこれまで「案」としていた新大塚公園廃止計画を変更できない「方針」と言明。納得できない参加者は終了時間を過ぎても席を立とうとせず、マイクなしでの質問が相次いだ。教育委員会は立ち往生のまま、散会した。
4月29日(土)
TBSラジオ番組「永 六輔の土曜ワイド」で新大塚公園のことが一寸触れられた。
4月30日(日)
後楽園に近い小石川運動場で開催された文京区学童保育の子どもたちの合同運動会開催前に、会場外で署名葉書つきビラ配り。
5月1日(月)
教育改革担当部長宛て、教育委員全員との面談を要望する手紙を発送。
5月3日(水)
教育委員5人と区議会議員33人全員に公開質問状を発送。
5月8日(月)
宮下教育長との会見および説明会開催についての教育改革担当部長宛ての手紙を岡野会長持参。
5月9日(火)
第5回教育委員会定例会傍聴 (守る会から4人)。教育委員は新大塚公園を廃止して統合校を建てる案を100年の計とこぞって賛美。実質的な討議は何もなし。教育委員長はなお区民の理解を得る努力をして欲しいと教育長に要請。教育長は6月初旬の委員会で素案を決定する趣きとのこと。
都市計画部長、土木部長、教育改革部長それぞれに上記4人で面談、新大塚公園廃止計画の拙速、愚、を説き、区民16,000名の意思を受け止め、新大塚公園を存続させるよう訴えた。
5月11日(木)
文京区青少年地区対策委員47名と青少年委員31名(一部地区対委員と重なるため実数は27名)宛てに、会長名の手紙をつけて、署名つきチラシを発送。。
5月12日(金)
区長宛、面談を要望する手紙を「守る会」の佐々木氏、持参。。
5月14日(日)
カイザースラウテルン市の市長と市民に宛てて、新大塚公園保存に力を貸して欲しい旨の手紙をE-メールと郵便で発送。手紙のコピーを東京の外国特派員協会(クラブ?)の会長および特派員等に宛てて発送。
5月16日(火)
東京都都市整備局長と面談 岡野会長他3名、広中参議院議員ご同行。
5月16日(火)
教育長と面談 岡野会長他9名。
5月20日(土)
区長との街かど対話集会に参加 10名余り 動坂公園にて。
5月23日(火)
教育委員会への説明会開催の要望書を広瀬課長に提出
(教育委員会では守る会と教育長との面談の後、説明会について決定すると言う話であったので、できるだけ土、日で早急に日程を決めるよう要望。)
区長へあてた面談の要望書を区長秘書室に提出
5月28日(日)
プレスリリース(その8)
「数は問題ではございませんーーー30日の街頭行動について」
5月30日(火)
シビックセンター前で街頭活動
ハンドマイクと旗をもって訴え、署名葉書つきチラシを配る。(9名参加)
統合校を七中の敷地に建てる案(設計図)を教育委員会に提出(2名が持参)
区長から対案をと言う要求に応え、幅広く検討するための1例として提示
6月1日(木)
小日水町会での教育委員会の説明会に参加
五中は8町会の避難場所、防災拠点となっているが、5・7統合計画にはその視
点が全く抜け落ちていた。「体育館を防災拠点として残す」との教育改革担当部長の発言。
6月6日(火)
教育委員会第6回定例会傍聴 (2名)
教育委員会の最後に抗議文を読み上げ、追加署名3,448筆とともに抗議文を教育委員長に手渡した。
追加署名3,448筆本紙を区長に提出した。(署名は現時点で16,838筆)
公開質問に対する回答結果(6月5日付)を教育委員全員に発送、区議全員には提出
6月6日
教育委員会は将来ビジョン(素案)を決定、同時に5・7統合校の建設計画が方針決定される
七中が緊急の課題であることと、既に統合のための協議準備会が活動している
という逆転した理由付け。
守る会が提出した七中での建設案は二面を擁壁が囲むという理由で、十分な検討もなく却下。
6月9日(金)
文教委員会傍聴 (3名)
教育委員会は新大塚公園に新しい統合校の校舎を建てることをもって、この秋に七中への生徒募集をする予定が明らかになった。
6月16日(金)
七中での統合校建築プランが2面を擁壁に囲まれているために不適、とされたことに対する反論を教育委員全員に提出。
区長には同内容の文書を添えて、七中での建築プランを提出。
6月17日(土)
午後2時から4時半まで 大塚地域活動センターで守る会の報告会
約50名出席。木村、小林、島元、宮崎、村越の各区議出席。
これまでの経緯と現状、教育委員会及び文教委員会傍聴、都市計画関連の問題点、などが報告された後、話し合い。新大塚公園廃止が教育委員会の素案となり、いよいよ都市計画部の所管となったことで、都市計画審議会委員への働きかけを早急に行う。また、来年4月の選挙をにらみ、多面的な活動を展開するとともに、署名も積み上げて行く。訴訟の方向も考える。
6月17日(土)
アカデミー向丘での将来ビジョン説明会に参加
6月19日(月)
都市計画部との面談(守る会2名)
6月20日(火)
区議全員に七中建設案提出
6月20日(火)〜6月22日(木)
NPO法人雑歩庵主催写真展「魅惑の公園物語」に参加、
新大塚公園問題を訴える。(シビックセンター、アートサロンにて)
6月20日(火)
五中での将来ビジョン説明会に参加
6月21日(水)
七中での将来ビジョン説明会に参加
6月25日(日)
白山上 街頭活動
6月28日(水)
区議会本会議傍聴 (若井宣一、宮崎文雄、鹿倉泰祐各区議代表質問)
6月28日(水)
文林中学校素案説明会参加、チラシ配り
6月29日(木)
区議会本会議傍聴 (山本一仁、佐藤憲和各区議代表質問)
6月30日(金)
区議会本会議傍聴 (島元雅夫、前田くにひろ各区議代表質問)
7月3日(月)
区長宛に「守る会」の佐々木氏より新大塚公園の存続と面談の要請書を提出
7月3日(月)
教育長及び教育改革担当部長宛てに「守る会」の佐々木氏より
統合校を七中敷地に建てる案の再検討と面談の要請書を提出
7月3日(月)
誠之小学校での将来ビジョン説明会参加、ビラ配り
7月4日(火)
明化小学校での将来ビジョン説明会参加、ビラ配り
7月5日(水)
区長宛てに改めての面談申し入れ書送付
7月5日(水)
区長宛てに「守る会」の佐々木氏より新大塚公園の代替公園について書状を提出
7月5日(水)
林町小学校での将来ビジョン説明会参加
7月6日(木)
大塚小学校での将来ビジョン説明会参加、ビラ配り
7月7日(金)
東京都柿堺都市整備局長宛てに都市計画変更に当たり文京区に対して
厳正なる行政指導を要請する手紙を提出
7月9日(日)
広報活動とビラ配り 小石川4丁目(三徳)近辺
7月10日(月)
区議会・建設委員会傍聴
7月10日(月)
窪町小学校での将来ビジョン説明会参加、ビラ配り
7月11日(火)
十中での将来ビジョン説明会でのビラ配り
7月12日(水)
駒本小学校での将来ビジョン説明会参加、ビラ配り
7月15日(日)
街頭活動 江戸川公園入口にて、
広報活動 音羽通りから巻石通り、地蔵通りなど
7月19日(水)
指ヶ谷小学校・将来ビジョン説明会参加
7月19日(水)
司法的手段について弁護士と相談
7月20日(木)
第三中学校・将来ビジョン説明会参加
7月23日(日)
25日の説明会案内のための広報活動と
街頭署名・説明会案内配布活動
7月24日(月) 7月25日説明会の案内をプレスリリース
7月25日(火)
午後6時半から 「五中・七中統合校の建設用地に関する説明会」
教育センターにて (約120名 出席)
「体育館を防災拠点として残す」との教育改革担当部長の発言は個人的意見との見解。防災課が出席していないことへの非難。五中、七中での建設はできないとの説明に数値的根拠がなく、計画そのものへの不満、根本的見直し要求が続出。
都市計画変更に関わる公聴会ではなく、位置づけのあいまいな説明会で、このときの意見は「上(区長)」に上げるとされたものの、都市計画審議会には報告されないとのことだった。
なぜ、七中に統合できないのか、七中を利用できない根拠、理由を示せ、などの問いに対する回答を8月5日までに文京区のホームページに掲載することが約束された。
8月1日(火)
午後6時半から 「小日向水道公園・大塚町公園に関する都市計画素案説明会」
本駒込地域交流センターにて
8月3日(木)
午後6時半から 「小日向水道公園・大塚町公園に関する都市計画素案説明会」
シルバーセンターにて (シビックセンター4階)
8月5日(土)
午後6時半から 「小日向水道公園・大塚町公園に関する都市計画素案説明会」
窪町小学校体育館にて
説明会が終わらなかったため、次回説明会開催を約束。
8月16日(水)
午前10時から 新大塚公園にてTBSテレビ、「噂の!東京マガジン」の取材
8月17日(木)
午後6時半から「小日向水道公園・大塚町公園に関する都市計画素案説明会」 アカデミー茗台にて
教育委員会の説明が終わっていないことを受けて、教育委員会の再度の説明会開催について、都市計画部長から教育委員会に話すことになり、出席者が署名した開催要求文書を都市計画部長に託した。教育委員会による説明会と同時に、都市計画部による説明会の開催も要求した。
9月4日
教育委員会、都市計画部とも今後の区民説明会は行わない旨、区HPで回答
8月〜9月
TBSテレビ「噂の!東京マガジン」とNTVテレビ「ザ・ワイド」で新大塚公園、元町公園の問題が取り上げられる
9月〜11月初旬
区長宛の計画の白紙撤回要望書など、数々の要望書、質問状などを教育委員会他に提出
11月1日
五中存続の要望が署名1,245筆を添えて、五中存続を求める会から提出
11月7日
教育委員会は統合校建設計画の変更(第81号議案)を決定。
新大塚公園の都市計画変更はせず、公園グラウンドを公園と学校が兼用する。
七中跡地を新校のグラウンドとする。
文京区は統合校を教育センターのみに建設し、新大塚公園のグラウンドを1600uから2800uに広げて、学校の校庭にしようと言う変更案を提示した。グラウンドを学校と公園の「兼用」とし、都市計画の変更を必要ない形にした。公園のグラウンドは「事実上学校の専用グラウンド」になるため、法律が規定している「双方に効用のある」「兼用工作物」とはなりえない。
新大塚公園は誰もが自由に出入りできるグラウンドと周囲の緑が一体となったものとして、40年余皆に愛され、多くの人々の歴史がそこに刻まれて、独特の文化が培われてきた。
11月29・30日
5・7統合計画(変更案)説明会開催
12月5日
文教委員会で請願(新大塚公園の現状維持・保全)の審査結果は不採択
11月〜2月
教育委員会第81号議案の見直しなど、3本の請願が出されたが、いずれも不採択の結果に終わった
<2007年>
2月7日
新大塚公園の存続を求める署名追加分を提出。署名総数18,052筆となる
2月22日
「五中・七中統合計画」の見直しを求める請願は文教委員会で不採択
2月28日
新しい学校づくり協議会 第1回開催(これ以降約1ヶ月に1回開催される)
3月
統合校の建設予算を含む2007年度予算が区議会で成立
3月31日
新大塚公園さくら祭り
4月22日
区長、区議会議員選挙
6月6日
新区長と守る会との面談
区長が在職中は新大塚公園の都市計画変更はしないと明言。
6月7日
五中地域12町会の町会長ら20名から統合校を五中にとの要望書を提出
(6月22日開催の文教委員会で不採択)
6月7日
統合校を旧教育センターの敷地に建設することの再検討を求める請願(不採択)
6月11日
教育センター解体工事着工への抗議行動(30名ほどが参加)
この日の工事着工は見合わされる結果となった。
当日読み上げられました抗議文は、以下のとおりです。
文京区は旧教育センター敷地に区立第五中学校と第七中学校の統合校を建設する計画に基づき、旧教育センター建物の解体工事を業者に発注し、このたび、解体工事が着手されることになりました。
両校の統合計画は、『区立小・中学校将来ビジョン』の先行として一昨年秋に突然区民に提示され、今日まで進められてきました。しかし、新しい統合校を教育センター敷地に建設することは、煙山前区長のいわばトップダウンで進められてきた計画で、開かれた区民参画のもとに策定された計画とはいえません。さまざまな説明会の場で多くの疑義が呈されただけでなく、第五中学校あるいは第七中学校での建設の可能性についても区民の納得できるような十分な検討・説明もなされませんでした。しかし、区の計画は若干の変更のみで、今ここに専用の隣接校庭もない学校が敷地一杯に建てられ、新大塚公園は大きくその姿を変えられようとしています。
さらに、旧教育センターの建物のうち新館は未だ築20数年であり、十分使用に耐えるものです。にもかかわらず、それを無為に取り壊すことは区民の税金の無駄遣いに他なりません。
私たちは、新大塚公園の分断・縮小をもたらす変則的な学校建設のために旧教育センターの解体に着手しようとすること、また、それによって区民の税金を無駄遣いすることに対して、文京区行政の責任者である成澤廣修区長に強く抗議をいたします。
6月12日工事着工
新大塚公園に隣接する「教育センター」の解体工事日程 6月11日〜9月28日
6月12日〜9月28日(予定)
新大塚公園に隣接する「教育センター」の解体工事
6月13日
文京区議会定例会一般質問への答えとして、区長は「新大塚公園における都市計画変更については、考えておりません」
6月末
統合校実施設計納品
7月20日
文京区の建築に関する紛争予防条例に基づく5・7統合校建築説明会
準備、説明とも不十分で参加者は改めての開催を要求
7月22日(日)
午前10時〜 於: 大塚地域活動センター
新大塚公園を守る会――報告と話し合いの集い
9月3日
7200uの校庭をクラブ活動専用にして地域の子供たちから公園のグラウンドを取り上げ授業用の校庭とする。(平日の朝8時から夕方4時〜6時まで)
文京区が緊急課題として進めてきた、“五中・七中統合計画”の今の姿です。さらに、公園の樹木20余本が自由移植(業者による処分)され建設工事用地になります。
すべて、隣接した校庭を持たない統合中学校建設計画のためです。
こうしたことがすべて“地域総意”の形を密室の中で作って進められています。
地域との調和した学校建設に必要な地元への説明、意見聴取を一切ありません。文京区は地域への対応は教育委員会が指名した委員による“新しい学校づくり協議会”で十分としています。会議は非公開、傍聴認めず、議事録なし、録音破棄 ⇒ 中止・・・・密室の会議です。
公園問題、街づくり問題、緑の問題・・地域の問題が教育問題に隠されています。出席者の大半を占める、PTA,スポーツ関係者からは、「桜の木を切り、少しでも広いグラウンド拡張」の声(小日向、関台小PTA)、さらに出席の公職者たちに「法には裏がある、裏を使ってグランドを拡張」の要求(NPO文京教育トラスト)もあったと聞く密室の会議です。(唯一の公開資料、要点記録には記載されていません)地域の子どもの視点に立ったPTAの発言はありません。
公開の要求に対して 教育委員会は「自由な討議のために」として拒否しています。また住民説明会は実施しないと明言もしています。
地域への説明と意見聴取をしないまま、自らが指名した委員を地域代表と称して密室の会議を続けて 『区民の意見聴取の形』だけそろえたことにして、事が進められています。
10月23日
重機搬出:約1ヶ月の解体工事の遅れ
12月1日午前8時
「新大塚公園ご利用の皆様へ」の掲示が、グラウンド入口に貼られ周回路を閉鎖する旨の通告がなされています。また、28日の「ご意見を聴く会」では、建築確認はまだ下りていない(確認申請は9月20日提出済み)との区からの説明でしたが認可番号のない「確認済証」の看板が取り外され、記入の準備に入ったようです。
12月24日(振替休日)午前9時
「確認済証」の掲示のないまま、統合校の杭打ち工事を強行の模様(週間工程表による)
建築確認のないままでの杭工事の着工の根拠は、次のどれでしょうか?11月28日の「ご意見を聴く会」で笑顔の絶えなかった土木部長にでも見解を伺いたいものです。(年明け早々、1/7の工事再開前に)
@違法性は認識しているが、工期が間に合わない。
A文京区では、違法ではない。根伐りからが着工と11月28日の「ご意見を聴く会」で説明B文京区には、「コンプライアンス(法令順守もその1つ)」はない。(以前に文京区のHPで検索したところヒットしなかった)
Cその他
(社)日本建築構造技術者協会のHPによると、以下の記述があります。
明らかに文京区長名による違法行為と思われます。
本件に関する法規制などを詳しくご存知の方(文京区職員を含む)は、
「掲示板」などでお知らせください。間違っていたら訂正します。http://www.jsca.or.jp/vol2/13sp_issue/200708/doc01.html
<確認済証>
建築主は確認済証の交付を受けなければ工事を始めることができません。
<工事着工>
工事着工とは根切り工事または杭工事により建築物の一部の工事にとりかかった時点を言い、資材搬入、整地、縄張り、工事事務所建設等の仮説工事、資材加工作業は含みません。
2008年1月1日
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
新大塚公園は皆さまのお力により、一応現状のまま、存続することとなりました。
これまでのご支援、ご協力に心よりお礼申し上げます。
なお、下記のとおり、報告会を開催しますので、是非、ご出席下さい。
日時: 2008年1月20日(日) 午後2時c
場所: 窪町小学校 会議室
連絡先:info@sakura.web5.jp